地域ならではの特徴
特徴の成り立ちと特徴
地域資源の魅力と課題
その他の参考情報
日本には、神道、仏教、キリスト教、諸教など多種多様な宗教が混在しますが、宗教団体の数では、神道系と仏教系が全体の約9割を占めています。 神道とは、「日本の民族に固有の神・神霊についての信念に基づいて発生し、展開してきた宗教の総称」とされています。全国に8万を超える神道系宗教団体のうち、最も多い信仰は八幡で、次いで伊勢、天神、稲荷、熊野などがありますが、八幡でも全体の1割に満たず、多種多様な神社が存在しています。ちなみに神社の数が最も多い都道府県は、新潟県(4,729社)です。 仏教は6世紀半ばに日本に伝わり、平安時代には天台宗や真言宗が、鎌倉時代には浄土系の仏教(浄土宗、浄土真宗、時宗)や日蓮宗、禅宗(臨済宗、曹洞宗)などが成立しました。現在、全国に8万弱ある仏教系宗教団体のうち、最も多い宗派は浄土系が4割強、次いで禅宗が3割弱、天台・真言宗で2割強となっています。 また、平安末からは日本古来の山岳信仰が仏教や神道などと習合した、修験道という宗教体系も作られていきました。
出所)神社本庁「平成「祭」データ」をもとに集計・作成
出所)「全国寺院大鑑」をもとに集計・作成
日本にはいろいろ宗教があるよ。 冠婚葬祭をはじめ暮らしと密接に関わっていて、道徳心や地域コミュニティの形成などに大きな役割をはたして来たんだ。 中には観光地として多くの人が訪れる寺社もあるよ。 昔と比べて寺社との関わりが薄くなったり、人口減少の影響により廃れてしまう寺社もあるみたいだよ。
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