地域ならではの特徴
特徴の成り立ちと影響
地域資源の魅力と課題
その他の参考情報
日本では、昔から米をつかった酒が飲まれていましたが、それが現在の日本酒となるまでには、長い時間をかけて行われた技術の進歩がありました。 平安時代には、宮廷の中で行事用の酒がつくられるようになり、室町時代には京都市内に小規模な酒屋も現れます。そして、江戸時代中期ごろまでに、現代とほぼ同じ技術が確立します。酒づくりに適した冬季に醸造する方式が定着したのもこの頃で、杜氏・蔵人も誕生しました。 室町時代から江戸時代にかけては、奈良、伏見、伊丹、灘など近畿地方が一大産地となりました。明治時代以降は、全国清酒品評会の発足などにより全国的に技術が向上し、各地に名酒が生まれました。かつての日本酒は地域ごとに味が異なりましたが、最近は酒蔵ごとに異なる傾向にあります。 近年は酒類全体の出荷量が横ばい傾向にある中で、焼酎やリキュール類などに押されてここ30年間で半減していますが、中にはヒット商品を生み出したり、海外への輸出に活路を見いだす地域や酒蔵もあります。 日本酒の生産量は、1位兵庫県、2位京都府で、3位に新潟県が入っています。酒米の生産量では、1位は兵庫県ですが、2位に新潟県、3位に長野県が入っています。
出所)国税庁「酒のしおり」をもとに作成
出所)フルネット「全国新酒鑑評会 金賞受賞蔵ガイド2018」 をもとに作成
出所)フ国税庁「酒税課税関係等状況表」をもとに作成
▲ページトップへ