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地域資源情報
07 そ ば
▼ 地域ならではの特徴
▼ 特徴の成り立ち
▼ 地域資源の魅力と課題
▼ その他の参考情報
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これらの特徴はどのようにして生まれたの?
● 中山間地域の地質
蕎麦の栽培は火山灰土でやせた地が適している。
米が多く採れない地域では、蕎麦が大切な食糧であり、何代にもわたる蕎麦打ちの伝統が受け継がれてきた。
● 中山間地域の寒暖の差
中山間地域を中心に、寒暖の差があり、霧が発生する冷涼な気候が蕎麦栽培に適した。
● 中山間地域の植生
全国的には小麦をつなぎに使う蕎麦が一般的だが、小麦も採れない地域では、自生する山芋・自然薯、オヤマボクチなどをソバのつなぎに使った。
● 織物産業の影響
魚沼地方は越後縮の産地であったため、中山間地域にもかかわらず織物で使うフノリがつなぎに使われたといわれている。
長野県全体では養蚕が盛んだったが、戸隠・飯縄山麓は高冷地のため麻栽培が盛んであり、麻(大麻)の収穫後に生育期間の短い秋蕎麦が作付され、結果として蕎麦生産が多くなった。
● 観光地としての発達
戸隠は、1964年の戸隠バードライン開通などによって観光地として定着する中で、蕎麦屋も増加した。
そばの全国的な知名度があがることで、そば自体が訪れる目的となり、観光客の更なる増加につながった側面もある。
● 信仰を目的とした旅人の増加
江戸時代、街道の宿場や城下町、善光寺の門前にできた食事所では、蕎麦切りが手軽な食事として提供され、旅人を通して「しなのそば・祢ざ免(ねざめ)そば」などと呼ばれ諸国へ広まった。
戸隠では、蕎麦切りは戸隠信仰の信者に提供され、明治以降は、発達した戸隠講の人たちによって評判が広まった。
● 健康への貢献
蕎麦の産地である長野県は長寿県として有名。
近年の研究で、蕎麦にはルチンをはじめ様々な栄養素が含まれることがわかり、健康食品として再評価を受けるようになった。
これらの特徴は地域に何をもたらしたの?
▼ 影響を受けたもの
● そばを用いた商品開発
蕎麦饅頭、蕎麦落雁、蕎麦焼酎などの生産、企業による蕎麦茶の生産や蕎麦殻枕の生産、洋風料理への応用など、様々な商品開発が行われ、多彩なそば文化の発展につながっている。
● 健康への貢献
蕎麦の産地である長野県は長寿県として有名。
近年の研究で、蕎麦にはルチンをはじめ様々な栄養素が含まれることがわかり、健康食品として再評価を受けるようになった。
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そばの魅力と課題
< 後日掲載します。
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