地域ならではの特徴
特徴の成り立ちと影響
地域資源の魅力と課題
その他の参考情報
全国的な道路網としては、奈良時代の律令制下で東海道や北陸道などの「七道駅路」ができ、江戸時代には五街道やその脇街道、明治時代には国道が整備されました。1965年には初めての高速道路が整備され、今もなお建設・計画中の区間があります。 港は、室町時代に日本の十大港を指す「三津七湊」があり、江戸時代には北前船などの寄港地が栄え、現在は国指定の重点港湾や重要港湾などがあります。各港をつなぐ旅客・貨物航路が発達していますが、旅客航路の中にはモータリゼーションの進展や過疎化などにより廃止となるものもあり、貨物航路は、近隣のアジア諸国との関係性から盛衰があります。 鉄道は、1872年に新橋~横浜間が開業以来、全国各地に発達しましたが、近年はモータリゼーションの進展や過疎化などにより廃止となる路線もあります。一方、新幹線は1964年に東京~新大阪間が開業後、東京を中心とするネットワークが形成され、なおも建設・計画中の路線があります。 今も昔も交通が与える地域への影響は多大なものがありますが、時代とともに、徒歩や船運、鉄道、車へと中心的な移動手段が変わり、高速道路、新幹線、飛行機などによる高速化、グローバル化などが進む中で、地域の置かれた状況は大きく変容を続けています。
備考)高速道路の水色線は未開通部分を表す。 出所)国土交通省「国土数値情報」をもとに作成
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